Charlie Parker : Bird (1988) / チャーリー・パーカー : バード

天才サックスプレイヤー、チャーリー・パーカーの生涯を描いた、クリント・イーストウッド監督が贈る傑作ジャズ・ムービー。

ジャズ史にその名を残す天才アルトサックス奏者、チャーリー”ヤードバード”・パーカー。ジャズの革新”ビ・バップ”を創始し、観客を熱狂させる一方、ドラッグとアルコールに蝕まれながらサックスを吹きまくる。僅か34才でこの世を去った、チャーリー・パーカーの鮮烈な生きざまと彼の妻チャンの生涯を描く。演奏はパーカー自身のオリジナルを復元し、レイ・ブラウンら超一流ミュージシャンが共演。熱狂的ジャズファンで知られるC・イーストウッドが監督し、カンヌ映画祭、他世界各国で絶賛を浴びた。

キャスト: フォレスト・ウィテカー、ダイアン・ベノラ
監督: クリント・イーストウッド
 ・ Youtube : Charlie Parker : Bird (1988) / チャーリー・パーカー : バード

Charlie Parker : Bird (1988) / チャーリー・パーカー : バード

1954年9月1日、自殺を図り精神病院に収容されたバード(出演 Edward_Garlick: Forest_Whitaker)の脳裏に、18年前、16歳の時の故郷カンサス・シティでの記憶、ヘロイン中毒死した父の遺体、そしてレノ・クラブでのコンテストでシンバルを投げられた屈辱が蘇る。それから8年後の43年、ニューヨークの52番街のクラブで<ビ・バップ>を創始して成功を収めつつあるバードの演奏に、観客は熱狂している。その頃彼はダンサーのチャン(ダイアン・ヴェノーラ)と出会い、バードの音楽にはひかれてもプロボーズには応じない彼女に、サックスを質に入れ白馬を借りて、仲間の演奏をバックに颯爽とチャンを迎え、これによって彼女のハートを射止めた。やがて彼らは西部に進出するが、そこではビ・バップは侵略者扱いされ、バードは酒浸りとなり入院、そんな彼が再びニューヨークで仕事に戻れたのはチャンの奔走のおかげだった。49年はバードにとって飛躍の年となった。パリでのコンサート、「バードランド」の開店、白人トランペッター、レッド・ロドニー(マイケル・ゼルニカー)を仲間に引き入れた南部の演奏旅行で成功を収めるが、レッドが麻薬捜査官に逮捕され、ニューヨークで仕事がしにくくなりロスに旅立った頃から、バードに影が差し始める。娘ブリーの死、そして半年後の自殺未遂。ショック療法の勧めを断ったバードは、一家でウエストチェスターに移り静かに暮らそうとするが、彼は仕事に出ねばならなかった。52番街の変貌に驚くバードは、パラマウント劇場でのロックンロール・コンサートで、バスター・フランクリン(キース・デイヴィッド)演ずるところの“新しい音楽”のあまりの幼稚さを目にし、深いショックをうける。街をさまよい打ち合わせに遅れたバードに、エージェントはチャンに電話するよう勧める。彼女はいつになく優しく気遣わしげだ、まるでこれが最後の電話と予感しているかのように……。55年3月12日、チャーリー・“バード”・パーカーは死んだ。死因は心臓麻痺、34歳であった。

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  1. 2013年 12月 14日
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